丸の内朝大学のYOGA for ビジネスパーソンクラス、2010年秋学期にスタートして、今学期でまる4年を迎えます。
朝、出勤前の1時間、ゆっくりとヨガを実践する事で、心と体がとても軽くなり、よい調子で仕事に向き合うことができる。全てのビジネスパーソンに、ぜひこの「朝ヨガ」の効果を知ってほしいと思います。
さて、第1回は、ヨガの基本的なポーズをいくつか実践しながら、深くゆっくりと呼吸して、自分の心・体と向き合うレッスン。
講師のアズサ先生は、ヨガによる呼吸の実践は、心と体に大きく影響を与えるものとして、その効果と大切さをこう語ります。
☆心への影響
自身の呼吸の状態(呼吸のリズム)を常に観察しつつ「ありのままの自分を視る」ことで、自分を客観視することができます。
普段の仕事の中にあっても、呼吸のリズムを整えることで、気持ちをフラットにでき、様々な状況にあっても、焦ることなく対応することができます。
☆心・体双方への影響
人の自律神経には、交感神経と副交感神経がありますが、ストレス状態にあると交感神経の働きが優位になり、全身の緊張と免疫力の低下を招きます。
ヨガの呼吸法を実践する事で、副交感神経のほうが優位になり、心拍数や血圧は安定して、リラックスして心を落ち着かせる事ができます。
☆体への影響
深呼吸をすることで、体の隅々へと酸素が流れ、若返りにもつながり、脳の活性化にもつながります。
自分自身、朝大学がスタートするまで、ちょっと風邪気味で体調がよくなかったのですが、ゆっくりと深く呼吸をすることで、体に酸素が行き渡り、体内の悪い要素が少しずつ外へ出ていくような気がしました。おかげで体調はバッチリ改善です。
クラスメンバーのみんなも、1時間のヨガを終えて、とてもよい表情。足取りも軽くスタジオをあとにして、それぞれの勤め先へ向かっていきました。朝ヨガの効果が早くも現れたようです。
クラス委員 いとう